やめてるしゅうかつ

ボロボロの面接だった。

自分でもわかるくらいに拙い返答を返すだけの作業。人事のつるっとした顎、目を細くした顔が今でも思い出せる。こいつつまんねぇなと感じた顔だった。人事は学生を多く見ているから取り繕った笑顔をしてもすぐに内面まで見通しているとさんざん学生課で脅かされていたが、逆にこちら側が見通せたのははじめての経験だったかもしれない。

いい経験だった。

これからの就職活動に役立つ経験だと思う。だが、これを活かして次の面接に受けに行こうとは思えないのは、今日受けた企業が第一志望であったからだろうか。

 

今日聞いた企業の仕事をできる人の特徴は、準備を怠らない人らしい。

 

そう考えると、第一志望でもかかわらず全力を尽くして準備をしたといえない私はかの企業において怠っており仕事ができないひとであったらろう。

でも、全力になれないのだ。したくもないことをしたくない。勉強もそうだ。だから、私はこんな地方のFラン大学に入っている。

就職はしたいけど、仕事はしたくない。

大学には入りたいけど、勉強はしたくない。

なら、なぜこんなにも就職活動や大金を払ってまで大学にいるのだろうか。

 

体制を気にしてしまうからだ。

どうせ、100年もしたら今いる人ほとんど死んでしまうし、

働いたところで何も残せず消えていくのに何でこんなに気にしてしまうのだろうか。

いつかはしらんけど、人類は滅亡するし、地球だって何万光年もしたら滅びるんでしょう?

 

だったら、こんな体制を気にしたところでしょうがないのに、、

こんな一日気にしたところでしょうがないのに、、

こんなくそみたいな面接に反省して逃れたくなってもしょうがないのに、、

 

帰りにショッピングモールで買ったロングチュー(ソーダ味)をかみ締めながらぼんやりとスーツで自転車をこいでいつもの帰り道に入る。

ごみだめみたいな頭の中をブログにはけ口みたいなぶろぐにかきだめる作業はいります。